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【教育】8/20『学び合い』神奈川の会@アミューあつぎ

『学び合い』あるいは『学び合い』◯◯の会ってなあに?という方はこちらへ。

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見ず知らずの人40人ほどが集まって、各々の持っている疑問や課題をその場で皆で話して解決しようって聞いたら、どう思いますか?
うわーそういうの無理って思う人、自然な反応だと思います。
いいね面白そうじゃんって思う人、多くはないだろうと思います。
私の頭の中には、この二つがだいたいいつも半々ぐらいでいます。

実は、会に参加すれば参加するほど、自分が『学び合い』の考えのもとに実践すればするほど、この二つの両方それぞれの思いが強くなっているんです。

『学び合い』の会は、参加者の自己紹介を軽くした後、主催者の「はいどうぞ」という声かけですぐに人が動き出します。それぞれが興味のある人のところへ行き「よろしくお願いします。えー私も実は中学生の数学やっててどうしても席を動けない生徒が…」なんて感じで声をかけ、自然にグループディスカッション開始。だいたいいきなり本題に入ります。ディスカッションの最中は皆とても集中しているから密度が濃く、ゆえに疲れる。脳ミソフル回転。終わるとどっと疲れるのです。今も興奮状態が身体のあちこちから感じられます。腰とか首とか肩とか。すると気づくのです。「あぁ…あの子が戸惑ったりしんどく感じるのは、こういうことか。」と。そういう子の姿を見れば見るほど、きっとこれからそういう思いになるんじゃないかと予想しています。

けれど。
やっぱりそのような、密度の濃いディスカッションで得られるものは大きく、また多くて、やめられない。
そして、自分が話したことが思いがけず誰かの課題解決のヒントになったり、解決をアシストすることになったりすると、やっぱりうれしいです。単純に「あーこんなことが役に立つんだなーよかったー」って。

にしても今日は人数が多く、参加者の層も厚くてびびりました。
熱気に飲まれました。自分の興奮状態がどうにもならず、何を喋ったのか正直あまりよく覚えていません。反省。
ある保護者の方が、自閉っ子で大人数の苦手な息子さんの就学について話していたことが自分に刺さりました。安心できる少人数の場が基地としてあるのは大事。個別支援と『学び合い』は両輪って、数日前に自分で言ってました。そんなことも痛感した会でした。支援級と通常級がもっと行き来気軽にできるといいんだけどな。